ミョウガ、初収穫

お隣の畑にミョウガが出来ているとのことで、初めて摘み取らせていただいた。

見た目は小さいタケノコのような形で、先端から淡い白黄色の花が咲いていた。

薬膳ではミョウガは辛味の温性とされる。その効果は体内の寒邪を払い、陽気を全身へ巡らす。

実家では素麵の麺ツユにも入っている薬味で、真夏のお昼に食べる野菜のイメージ。氷水で締めた素麺の原料である小麦は寒涼性なので、身体、とくに脾胃を冷やし過ぎてしまうことも。そこで、昔から温性のミョウガやネギを入れ、全体のバランスを整えるのだろう。

細かい点に気をつけながら全体のバランスもみる。この考え方、先人たちの知恵に毎回感心させられる。

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